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グリオーマ(神経膠腫)について改めて調べる

9/28(土)

カミーロは寝たり起きたり落ち着かない。
目が少し赤いので、冷房をつける。

まだまだ気は抜けない。

昼間、近くの大学のキャンパスまでカミーロとお出掛けしようと思っていたのだけど(犬も入れるので)、動きが緩慢なので寝かせることにした。

カミが寝ている隣で、改めてグリオーマについて調べて、色々と考える。
そもそもグリオーマ、っていう単語をこれまで私は聞いたことがなかった。
悪性の脳腫瘍、と言われれば解るけれど、グリオーマと言われると「?」だった。
犬の病気のサイトも見たけれど、普通のサイトのほうが詳しく書いてあった。
京都大学のサイトが大変わかりやすかったです✨


グリオーマとは、神経膠腫のこと。
悪性の脳腫瘍の一つ。


脳に無数に存在する神経膠細胞。
その神経膠細胞から発生したものが、神経膠腫。

グリオーマ(神経膠腫)には沢山の種類があって、悪性度なども違う。
なのでグリオーマというのは病名ではない、ということになる。
けれど、暫定的な診断として「グリオーマですね」と言われることはよくあるとの記述があった。
カミーロも、「脳幹部のグリオーマ(と思われます、画像上)」
という診断の言葉を数人の先生から告げられた。

脳腫瘍にはステージという概念がなく、グレードで分類するそうだ。
グレードⅠ~グレードⅣ。

カミーロが脳幹グリオーマと言われた時、悪性度について尋ねたことがあったけれど画像だけでは診断できないそう。
生検しない限り、知ることは出来ない。
病理検査をすればほぼ確定できるそうだけれど、生検そのものがハイリスク。
(というか、カミーロの場合は生命機能を司る脳幹に腫瘍ができたので、そこの組織を取ることが不可能)

最も悪性度が高く、予後も不良と言われている膠芽腫だったら…と思うと胸のあたりがギュッと苦しくなる。

カミーロの頭の中で何が起きたのか、何が起きているのか、まだ分からないことだらけ。
分からないなりに、予測できる範囲で最善と思われる治療に取り組んではいるけれど。

昨日は鮭をモリモリ食べるカミーロを見て、とても楽しかったけれど、夜中に一人でグリオーマについて調べていると、不安でたまらなくなる。
気持ちはいつも、上がったり下がったり忙しい。
記憶も相変わらず曖昧なので、夫に「2週間前にこういう話したよね?で、こういう結論になったよね?」
とか言われても覚えていないので答えられない。
「○○の時に、こう言ったよね?」とか何度も言われるとすごく自分がバカになったように感じる。
「覚えてない…わからない…」と言うしかない。
まるで仕事を覚えられなくて先輩に指摘されているかのような気分。
「○○って、いついつお教えしましたよね!?」みたいな。
すみません…としか言えない。
私の記憶はチーズのように穴ぼこだらけになってしまった。


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しっかりしなきゃ😓

それにしても、フレンチブルやボストンテリア、ボクサーなど短頭種に神経膠腫がこんなにも好発していることについて、さらなる研究が行われることを強く望みます。


by cami0228 | 2019-09-28 23:00 | | Comments(0)

おっとり、のんびり屋さんのフレンチブルドッグ、カミーロのこと。いまは脳腫瘍(グリオーマ)と向き合う毎日です。


by Ray